本丸裁判証人尋問について

6月12日本丸裁判(被告 三菱地所・東銀リースと同社社員見上正美及び野中克紀・三井住友銀行・大和証券・三菱地所設計)の証人尋問が午前10時から午後5時まで大阪地方裁判所で行われました。

「原告大洋リアルエステートの従来の主張が正しいことが
概ね三菱地所らの答弁で確認されたと信じます」

当社原告代表者堀内は、相手方弁護士らの誘導尋問により一部トリックに引っ掛かった処もあったように思いますが、故意に嘘など一切言っておらず、些細な箇所であり大勢に影響はないと思います。

一方被告三菱地所の速水徹証人(中心の一人)や駒田久証人(中心の一人、当時法務室長)らは、三菱地所の従来からの主張(裁判前と裁判開始後)の重要部分が一部実質的には詭弁であることを事実上認めるような証言を裁判官の面前で行いました。近日中に証人尋問速記録を裁判所に要請します。皆様に速記録をご熟読頂ければより一層当社の誠実さがご理解頂けるかと存じます。

被告東銀リース及び本人代表の被告見上正美証人は、本件事業の当初(中間法人とTMK設立1~2週間程前)、三菱地所のSPC等の約7割は担当してもらっており何かと融通がきくとして三菱地所が推薦したのですが、見上氏の証言を聞き、なるほど三菱地所が強く推すはずだと再認識しました。

被告三菱地所の駒田証人・速水証人並びに東銀リース見上証人らは偽証罪の疑いが濃厚な証言が多数あると考え、詳細を精査し、必要であれば適切な措置を取る考えです。

一連の尋問等終了後に被告証人らの本件裁判前までの
録音音声重要部分公開の予定

裁判所より入手予定の速記録をご覧頂けばより深くご理解頂けるかとは存じますが、被告証人らは意識的にあいまいな言葉を選び虚実綯い交ぜ詭弁を弄した証言をしており、完全な真実のご理解は一般の方々にはほぼ不可能かと存じます。そのため、裁判所の速記録に被告らの出てくる部分で、原告当社が証人らの承諾を得て録音した多数の生の声を本ホームページより皆様にお聞き頂きたく現在企画しております。

被告三菱地所小野真路執行役員(当時)の多々暴言、仲條彰規部長(当時)の悪意を感じる詭弁、駒田久執行役員(現仙台支店長、当時法務室長)や速水徹主事(当時)、大和証券佐伯健太氏が上司と共に原告本社で2010年7月23日に三社(三菱地所、三井住友銀行、大和証券)らによる悪巧みの一部を暴露する説明等です。他にも、2010年4月・5月の2回に亘る大阪ヒルトンホテルでの、三菱地所・三菱地所設計合同KOパネル偽物に関する説明会の記録も含みます。この生々しい音声を裁判所の速記録に加えてご判断頂ければ皆様には真実を尚一層ご理解頂けるかと思います。

「ご支援者の皆様に御礼」

6月12日は傍聴頂き有難うございました。当日までに多数の方々より激励のお電話やFAXも拝受し感謝しております。

「ご支援者の皆様にお詫び」

当日の準備のため2~3カ月間海外の業務が停滞しており、6月12日証人尋問終了後、原告代表者は直ちに翌日の海外への出国準備に入りましたので、本ホームーページによる皆様へのご報告が遅れましたことを深くお詫び申し上げます。海外よりホームページの更新を考えておりましたが、海外でも会議が目白押しでそれも叶わず、本日になってしまいました。

次回証人尋問は、7月3日(金)午後1時15分より809号法廷で行われる予定です。どなたでもご自由に傍聴できます。残り三井住友銀行・大和証券・三菱地所設計らの証人に対する反対尋問(原告当社が被告証人に質問)を終え次第皆様にご報告したいのですが、この時も終了後直ちに一旦海外に帰りますので、1~2週間皆様へのお知らせが遅れますことをご了承下さいませ。