被告三菱地所・三井住友銀行・大和証券(合併前の旧大和証券SMBC)・
東銀リース・三菱地所設計・見上正美・野中克紀(この2名は破産会社役員
他への 訴訟提起について

蟻と象の 法廷闘争開始

遅れておりました、三菱地所らの不法行為等による建物収去並びに損害賠償請求訴状(別紙添付)は、弁護士らのご協力を得て本人訴訟で大阪地方裁判所に提起致しました。同時に裁判所に提出した証拠資料は来週続報61としてご支援者の皆様に公開致します。

三菱地所らが当社に行った不法行為を謝罪し誠実な態度を示せば、当社は多額の訴訟費用を使ってまで進みたくなく、遅まきながら話し合い円満解決の可能性も考えておりました。処が、そのような誠実心は被告達には毛頭なく、明治三百代言(本ホームページ続報 11ご参照)に脅迫させたと信じており、現在も定期借地権設定登記を抹消せず、土地賃料も保証金も一切払わず、毎年数千万円の固定資産税を当社に払わせて兵糧攻めにして、完成させた大ビルをいつまでも放置しておれば当社が力尽きて持ちこたえられないだろうと勘違いされているようでした。止むを得ず、苦渋の決断を下しました。今後長期間の裁判となりますが、詳細はその都度皆様に、原告と被告の準備書面・証拠を公開し、「蟻と象達」との戦いに公正なご判断・ご意見をお願い申し上げます。

被告8名の内、破産管財人三原崇功氏(三菱地所が支配していた破産会社元御堂筋共同ビル開発特定目的会社破産管財人)に関しては訴訟の都合上、別件で同氏に単独で行いたく考えております。

三菱地所は、当社を信用させるため、当初、大崎フロントタワー(東京品川)の本件と同じ50年間定期借地開発のSPC事業の成功を吹聴し、当社の所有地について「東映会館跡地開発についてのご提案」を2006年11月29日に三井住友銀行本店不動産ファイナンス営業部の紹介で提出しました。長期資金は三菱地所のクレジットで低金利調達可能・テナントリーシングは三菱地所が責任を持つ等々美辞麗句を並べて当社を騙して基本合意書に調印させ、ノンリコースローンが正式決定していないにもかかわらず資金見通しがついている素振りをして当社を信用させ、中間法人(現一般社団法人)とTMKを基本合意書に反し設立しました。その上又騙して銀行・証券会社らと共謀して定期借地権設定契約書に調印させました。

2007年8月3日定期借地権設定契約書調印30分後には、三井住友銀行に当初の約束に反し当社の保証・事実上の担保提供等を三井住友銀行に要求させ、当社が承認しないとローンを出せないと三井住友銀行に言わせました。三井住友銀行がローンしないなら、代わって当社らが同行より実質安いローン63億円を申し出たら、三菱地所は協議もせず屁理屈をつけて拒否しました。当社から多額の資金又はローンがTMKに入るとTMKは将来行詰らず二束三文でTMKへの当社出資金や土地を三菱地所が買取ることが不可能なためと、その後の被告らの行動で判明して来ました。

尚その後も当社よりの優先出資金を13億円余騙し取ったり、最後になって説明出来なく逃げられなくなると、地主や優先出資者に一切正式協議もなく再三要求のTMK決算書も提出せず支出した多額の破産申立費用の調達先も開示を拒否し破産に突然持込み、破産管財人を使って当社土地を当初の目的を達成しようとしました。(註:当初は銀行らの協力を得てTMKを行詰らせ二束三文で買取る考えでしたがうまく行かず、破産を使って目的を達成する方針に転換したと当社は確信しています。)

この不法極まる行為は詳細に亘って今後裁判所で証拠に基づき被告らの責任を追及して行きます。三菱地所広報部は、過去何回もメディアに対し「誠実に対応して来たのに残念だ」とまるで当方が悪人のごとく多数のメディアに多額の広告料を払う優越した立場を利用して虚偽の記事を掲載させています。本訴状の大阪地方裁判所への提出日(6月18日)、司法記者クラブでの記者会見を当社弁護士が申込んでも回答がない由、被告らは社会に自己の破廉恥行為の事実が知れることを恐れ、完全にメディアに圧力?をかけて報道を抑えている感じが濃厚です。(6月18日午後5時現在)

真の悪人は三菱地所を中心とする象のごとき大会社か?零細の蟻のごとき当社か?裁判所で明確になると信じています。