内外より多数の皆様には、引き続きご支援を賜り感謝致しております。

続報42にてご案内の通り、2012年7月30日大阪地方裁判所第23民事部において第一回の口頭弁論期日がありました。今回は今後のスケジュール等の準備が主体で、15分程で終わりました。次回本年9月24日より本格的な審理が開催されます。

この裁判所での打合せの席に、本人訴訟で当社代理弁護士と共に当社堀内は出廷しました。裁判官に、今後当社HPでの皆様への裁判経過発表をご承知頂くようお願い致しました。裁判官は明確にはご回答頂けませんでしたが、要約すると、法に抵触しないようにとのご注意を頂いたように感じました。今後も十分注意して皆様にお知らせ致しますから、万一法に抵触するような疑いのある箇所を発見された時は、お手数ながらご注意下さいませ。直ちにお詫びし訂正致します。

現在の処、訴状で被告は鹿島建設と御堂筋共同ビル開発特定目的会社(以下「TMK」と言います)に限定されておりますが、本件の主因者は三菱地所であり、それに参加した東銀リース(個人を含む)その他を含めて本事件の中心原因者らに別件で訴訟提起せざるを得ません。今後三菱地所らの悪辣な行為の詳細は、法廷で明らかにして行きます。

このような最悪の事態に至ったのも、本事件当初より、東映会館跡地開発についてのご提案(2006年11月29日付、三菱地所が提出)基本合意書(2007年4月2日付)や定期借地権設定契約書(2007年10月4日付)・優先出資社間契約書(2007年11月6日付)等重要な提案書や契約書に違反し、三菱地所担当者達は一片の謝罪もせず責任を当社に押し付け逃れるため屁理屈を並べて自社に有利なように導こうとしたためです。その上、当社に無理難題を強要して腕力で当社を押さえつけようとあらゆる画策をしました。

このため当社は上述契約書類の調印者である当時三菱地所木村恵司代表取締役社長に内容証明郵便で2009年10月20日に、約30年近く前の清水建設との合意解約書(別紙添付ご参照)のような事が発生する恐れがあり、直ちに調査頂き事実をご確認の上当社に謝罪し解決頂きたい主旨をお伝えしました。同時に同文は他の数名の代表取締役にも送付しました。その後何回も、公表されているご住所にも基本的に同様の文書を送付しましたが、一度も木村社長(当時)からは今日まで回答はありません。

もしこの時に清水建設の当時の社長のように事実を直ちに調べられ短時間での解決を指示して頂いておれば、当時当社は三菱地所に数々の虚偽を信じ込まされていた事も知らず、又、当時は本件で損失金も発生しておらず、もっと大事な事は、それでも尚、三菱地所を信頼しており、円満解決は出来たでしょう。その後2009年11月10日、三菱地所の伊藤裕慶代表取締役専務が当社に来社されました。傲慢な態度であったため、「一寸の虫にも五分の魂」がある事や誠実に本件を協議し解決して頂きたい等のお話をしました。当時本件の中心的幹部であった直属部下の小野真路執行役員や仲條彰規部長からは重要な部分についての真実が伊藤代表取締役専務に報告されていなかったのではないかと最近思うようになりました。

本件トラブルは2009年春頃よりの三菱地所担当者達が基本合意書第13条「甲乙の協議により信義誠実を旨として・・・」を守っておれば解決していました。もし当社が全ての契約書の一部でも違反している処があればご指摘下さるよう、三菱地所とのトラブルが本格化する前に何回も書面や口頭で当時の小野真路執行役員や仲條彰規部長に質問しましたが、回答はありませんでした。但し、ニ度程だけ、当時の法務室長駒田久氏(現在三菱地所法務部長)は2010年春頃日本とシンガポールで、口頭で当社には違反はないと断言していました。