続報40(2012年7月17日付)において、御堂筋共同ビル開発特定目的会社(以下「TMK」と言います)破産手続きの廃止を速報致しました。その後、別紙添付①のように三原崇功破産管財人より正式通知がありました。

三原崇功弁護士よりの添付文面によると、底地のない無価値の不法占拠ビルを武器にして当社の土地を二束三文で取り上げようとしたり、当社に無理難題をふっかけて、当社の合法的な裁判所命令によるTMKの預金差押えを否認しようとしましたが、当社の反論で断念し、破産財団は廃止したようです。 

これで破産は消え、TMKは消滅し、何れ裁判所の任命する精算人によって、三菱地所・東銀リース・鹿島建設らの悪巧みの手の届かない場所で方針が決まるものと思います。

既にお知らせの通り、当社はTMKへの優先出資権、定期借地権設定前より三菱地所・東銀リース・メガバンク・大証券会社らによる不法行為(刑事上の詐欺の可能性もあります)による今日迄の全ての損害並びに今後解決迄に継続して発生する損害金の訴訟を別件で大阪地方裁判所に提起して行きます。

2012年6月27日に提起した鹿島建設とTMKへの訴訟は(別紙添付②ご参照)
来る7月30日午後1時30分より裁判所で原告・被告を交えて今後の進行の打合せが行われる予定です。鹿島建設は三菱地所やTMKと実質一体ですが、多数の弁護士を派遣すると聞いております。当社は堀内を含めて4人の予定です。TMKは今の処解りません。

 本TMKは三菱地所・東銀リース・鹿島建設の
   傀儡事業であった参考実例資料
(TMKより発信された別紙添付③文書は、三菱地所の自作の文面であると信じます。東銀リースではとてもこの文面の作成・知識・能力はない?と思われます。)

A. 別紙添付③ 三菱地所は2010年秋頃より、大洋リアルエステートからこれ以上搾り取る事は不可能と感じ、TMKの49%優先出資者(当時)に圧力をかけ、後始末は鹿島建設にさせようとしました。三菱地所が当初2006年11月29日付提案書で大洋リアルエステートを信用させておきながら、その上特定資産管理受託者として多額のフィーを取り、おまけに、うまく行かないと悟ると、今度は鹿島建設に自社の権限・責任を委譲しようとしました(実質は、裏から鹿島建設を遠隔操作でコントロールするいつもの手口のようです)。上述のように、この文面は三菱地所が作成し、自社宛にTMK見上正美氏から送らせたと思われます(三菱地所のマッチポンプ方式だと信じます)。

B. 別紙添付④は、上記③によってTMK(三菱地所)は強引に49%優先出資者(当社親会社)に調印を迫って来たため、当時の当社親会社は「流動化計画変更に関するご承諾依頼の件」に回答しました。既に地主の大洋リアルエステートより定期借地権設定契約は契約違反がもとで半年近くも以前に解除されていたにもかかわらず、三菱地所は強引に又変更契約に関係のない当社親会社に調印させて定期借地権を無条件で無理やり復活させようとの魂胆でした。 

当社親会社は土地のないビルで流動化計画をどうして進めるつもりか詳しく説明してほしいと要請した処、そこでプツンと本件の通信は切れ、三菱地所(見上正美氏)は沈黙しました。又だまそうとしましたが、この時は当方はだまされませんでした。

東銀リースと見上正美氏の資産流動化法違反による数々の違法行為は、三原崇功弁護士の破産管財人としての違法行為に加えて、別途時期が来たら追及を開始します。

C. 別紙添付⑤ 説明の催促と会談の催促の通信文です。

D. 別紙添付⑥ 無理にTMKと三菱地所を別動体と見せようとする苦し紛れの、三菱地所自作と信ずるEメールです。

E. 別紙添付⑦ 本件とは別の事業で、表面化しなくても当社と似たような事件が三菱地所には多数あるようですが、これらは、相手先が三菱地所の強烈な腕力に屈してほとんど表沙汰にならないようです。しかし、100%抑える事は難しく、この別紙添付のコピーは、昨年三菱地所・鹿島建設・さいたま新都心開発特定目的会社(これも東銀リース見上正美氏)らがさいたま市と和解し損害賠償金を払いました。この時は三菱地所の代表者が日参して謝罪したと聞いております。さいたま市職員の契約1年前の給料まで損害として支払ったようです。

当社に対しては、損害金どころか、だまして出資させ、50年間もの定期借地権を設定させ、その上、保証金を払う払うと言いながら一銭も払わず、巨大ビルを建てて放置し、TMKを破産させました。更に、管財人らと共謀したと信ずる行動を取って、不法占拠し続ける土地を二束三文で取り上げようとしました。当社は最初から、三菱地所に徹底的に馬鹿にされ続けています。しかし、三菱地所は大きな勘違いをしました。同社が今迄甘い汁を吸って来た相手らとは違い、当社は小さくても悪徳行為を行う大企業を料理する仕事は海外で約30年近く訓練を積んでおり、何れ三菱地所は大きな代償を支払う事になると信じます。

 世界で例を見ない珍事件

三菱地所がTMKを使って大阪御堂筋の一等地に建設した御堂筋フロントタワーは、上述の通り完全に法的には所有者不明の奇怪なビルになりました。しかもこのビルには土地はなく、完成後2年近く経過しても一度も入居者もなく、何れ三菱地所は裁判所命令で撤去せざるを得なくなるはずです。日本のマスコミは些細な事件でも過剰と思われるほど報道合戦を繰り広げている中で、このような珍事件を寸分の指摘もしていません。三菱地所はマスコミ各社に三菱地所や鹿島建設の莫大な広告費用支払の圧力を利用して報道を抑えているとの噂がありますが、当社はこれが単なる噂でないように思っています。

日本のマスコミに幾ら協力させて報道を抑えてみても、何れこのような世界で例の見ない珍事件は世界のマスコミが必ず取り上げ大騒ぎになると信じます。特に三菱地所は、外国人株主の占める割合が発行済み株式の40%余にもなっており、今後裁判等を通じ公式の情報が世界に発信されて行きます。この三菱地所事件にかかわった三菱地所の代表取締役の方々は、真実を知りながら放置して来た責任が将来表面化する事をよくお考えになり、三菱グループの信用失墜になる危機を回避されるよう望んで止みません。

 TMKの優先出資権49%買戻し

2008年と2009年の2回に分けて大洋リアルエステート株式会社が繰上げて全額出資したTMK優先出資権は、今般チェン社との契約により買戻し請求を受け、三菱地所との基本合意書第3条5項によって買戻しました。よってTMKは近々消滅するはずですが、現在は当社49%三菱地所51%と設立当時と同じようになりました。