奇異な債権者集会について

8 月 4 日東京地方裁判所において債権者集会が行われました。

破産管財人より今迄の調査の報告がありましたが、管財人は三菱地所、御堂筋共同ビル開発特定目的会社(以下「 TMK 」と言います)(東銀リース見上氏)らは今迄の処何ら不正な行為はなかった?と彼らを擁護する趣旨の報告でした。又、 TMK を破産させた三菱地所の法務責任者や東銀リースの責任者は、当集会に出席していながら債権者達に一言の謝罪もなく他人の破産のような素振りでした。債権の認否は行わないとの事です。この破産の債権額は奇々怪々としか言いようがありません。特定資資産管理者の三菱地所の明確な違法行為や東銀リースの資産流動化法の明確な違反行為について一切言及はありませんでした。今後状況を見て適切な処置を取る事を考えております。

添付別紙① は、三菱地所が TMK の破産は反対として偽装破産直前に地主や優先出資者に送付した猿芝居の E メールです。もしこれが真実なら、事務代行の東銀リースが二社の優先出資者に相談せずこの破産と言う重大事項を独断で決定した事になります。しかし、三菱地所の指示がなければ破産など考えられません。業界に詳しい人々は皆同意見で笑っています。

管財人は、尚不法占拠のビルと当社が宇治市に寄贈する考えの土地を合体して時価評価書を取りたいような意見でした。当社は地主として土地を売る意思は全然なく時間を掛ける事は時間の浪費だと発言しましたが、管財人は又策略がおありのようで、管財人が常識的に取れる評価書はビルだけと撤去費用だけだと思っています。

三菱地所の関係者も大勢?来ておられたようです。当社は、三菱地所の法務担当窓口係さんに、当社が今迄何回も( 2 年以上前より)、当方に契約違反・信義則違反その他悪い点はないかと三菱地所の関係者に口頭で、時には文書で問い掛けた事を裁判所で裁判官の目前で再度質問しましたが、何の発言もありませんでした。この件では、昨年1~ 2 回三菱地所法務責任者より大洋側には何も問題はないと言質をいただいております。

管財人や三菱地所の窓口係が裏で画策するより王道を進め、 2007 年 4 月 2 日当社と三菱地所で締結した基本合意書第 13 条に「信義誠実を旨としこれを処理する」とあり、三菱地所は会社の信用の為にも当社に一連の諸問題を謝罪されない限り何も進展しません。

この事は、既に 2 年程前から何十回となく申し上げてきた事です。

日経BPの記事訂正について

8 月 4 日日経 BP 本社で編集責任者達と面談致しました。当事者の担当記者は出席したくないようで欠席しました。

明確で重要な誤報部分を数ヵ所例として当社が指摘し、調査して速やかに回答するとの事でした。既に半月も経過しましたが回答はありません。(もう少し待ってほしいとの E メールはありました。)大スポンサーの三菱地所と協議していると推測しています。回答あり次第皆様にお知らせ致します。